News ラベットブロックプレーン (Rabbet Block Plane)を追加しました。

西洋カンナ

奥:板を平らにする両手用ベンチプレーン
中央:コーナーを削るショルダープレーン
手前:様々な用途に使えるブロックプレーン

西洋カンナ

カンナを使い始めると、あなたの木工技術は確実にレベルアップします。材の接合
部の段差や隙間はゼロになり、表面もガラスのように滑らかになります。
電動工具で精度を追求しても、僅かな段差や隙間は生じるものです。そこで、どう
しても必要になるのがカンナです。
にもかかわらず、カンナを敬遠する人は多いのが現状でしょう。その理由は底面の
減りやゆがみを修正する台直しや刃研ぎの難しさにあります。もし台直しが不要で、刃研ぎが簡単なカンナがあれば使わない手はないでしょう・・・。それが西洋カンナです。ぜひお試しください。カンナ屑は透けて向こうが見えるほど薄く削れます。西洋カンナは押して削ります。和ガンナの逆です。これに抵抗感を持つ人もいますが、実際に使ってみると、すぐに慣れてしまいます。このことを心配する必要は全くありません。
当社では西洋カンナの最高級品、リーニールセンツールワークス/アメリカ製(Lie-Nielsen Toolworks/USA))の製品を扱っています。
和ガンナの最高級品には40~50万円するものもあります。それに比べ、リーニールセンは西洋カンナの最高峰でありながら、その十数分の一の価格で購入できます。

カンナ屑
ブロックプレーンのカンナ屑

pdfダウンロード資料・・・西洋カンナ(4頁/697KB)




刃研ぎ

西洋カンナの刃のしのぎ角度(=研ぎ角度)は25°が基本。刃先から50ミリのところに刃研ぎガイドをセットすると25°で研げるようになっている。

■ 刃研ぎ


カンナを使うということは刃がきちっと研げるということでもあります。その点、西洋カンナの刃研ぎは誰にでもできる簡単な方法があります。ローラー付き刃研ぎガイドに刃を挟み、砥石上で前後に動かすだけなので技術はいりません。また、研ぎで最重要な「砥石上を常に一定の角度で研ぐ」ことができます。その結果、しのぎ面(刃の研ぎ面)は真っ平らになり、プロ顔負けの鋭利な刃に仕上がります。刃研ぎガイドの使い方や、両面テープを使うユニークな刃研ぎ方法などが詳しく載っているのが「PDFダウンロード資料・西洋カンナの刃研ぎ」です。西洋カンナをご注文いただく時は、この資料を必ずご一読ください。参考になります。

pdfダウンロード資料・・・西洋カンナの刃研ぎ(7頁/810KB)

動画による刃研ぎは「ノコギリ木工CD」に収められています。その他にもこのCDには西洋カンナを使った製作場面が多くあり、使い方の参考になります。




西洋カンナ

(左)Record No.4ベンチプレーンと(右)Stanleyローアングルブロックプレーン
低価格帯カンナ。価格はリーニールセンの半額から1/3。写真のカンナはどちらも底部と両側面を大汗をかいて平らに修正。底面と側面の直角精度が低いため、削り台でカンナを横向きに使えない。左のベンチプレーンはフロッグという部品の座りをヤスリで調整。カンナ屑が詰まるので、刃口の内側をヤスリで広げる。右のブロックプレーンは刃をのせるベッド部の傾斜が製造時に傾いて加工されており修正不能。刃についてはどちらも購入時に付いていたものではなく、専門メーカー品に交換。使うまでにかなり手間取ったが、あまり出番がなく、荒削りに使用している。

 

 

■ 西洋カンナの品質


西洋カンナは欧米だけでなく、中国やインド製もあります。価格も低価格帯から最高級品まで様々です。初めて購入する方にとってはどのメーカーのどのようなカンナを選べばいいか分かりません。安価なものを買うと、カンナ本体、特に底部の加工精度や刃の品質に不安があります。西洋カンナを選ぶ上での大切な点のひとつは、底部がどの程度平らに加工されているかにあります。どのメーカーのカンナも一見、平らに見えるのですが、実は大きな違いがあります。平らでないと材が削れません。修正方法として、平らな厚いガラス板の上にサンドペーパーを貼り、その上で研磨し、平らにする方法があります。西洋カンナは鋳鉄製なので大変な作業になります。これを台直しといいますが、仮にこうした方法で修正しても、その他の加工部分の精度に不安が残ったり、刃の品質が低かったりするので安価な製品を買うのは避けた方が賢明です。
当社では台直しや品質不安のない最高級品、Lie-Nielsen Toolworks (USA)(リーニールセンツールワークス/アメリカ製)の製品を扱っています。リーニールセンはアメリカを代表するカンナメーカーです。このカンナは海外の木工雑誌に登場する作家のほとんどが使っていると言っても過言でないほど、多くの人々に愛用されています。一度使うと手放せなくなる逸品です。

西洋カンナ

 


リーニールセンのカンナ。(左)No.4ベンチプレーン(右)ローアングルブロックプレーン。一見しただけで加工精度の高さが分かる。箱から出した状態でそのまま使える。底部や側面などの修正は一切不要。刃も高品質で、切れ味が長持ちする。


西洋カンナ早わかり


しのぎ角(研ぎ角)は25°(Bevel Angle)
西洋カンナの刃のしのぎ角は25°が基本です。しのぎ面のことをベベルと言います。ベベルが下向きにセットされたカンナをベベルダウンと呼び、上向きをベベルアップと呼びます。

スタンダードアングル (Standard Angle)
仕込み角が45°をスタンダードアングルといいます。最も一般的な仕込み角です。図の刃はベベルダウンです。ベンチプレーンがこのタイプです。ベベルダウンの場合、逆目どめの裏金(チップブレーカー)が付きます。
ローアングル (Low Angle)
仕込み角がスタンダードアングル(45°)より低いものをローアングルといい、刃が寝ています。図ではカンナ本体の刃をのせる部分の角度(ベッドアングル)が12°で刃のしのぎ角は25°なので、合計すると仕込み角は37°ということになります。刃を寝かせるため、しのぎ面が上向きなのでベベルアップになります。ショルダープレーンやブロックプレーンなどがこのタイプです。裏金は付きません。ローアングルは木口削りに強いカンナです。


ブロックプレーン

Lie-Nielsen Low Angle Adjustable Mouth Block Plane (リーニールセン ローアングルアジャスタブルマウスブロックプレーン) 全長:160mm 刃幅35mm ¥25,740(消費税別)

 

 

■ 西洋カンナの種類


木口

ブロックプレーン(Block Plane)

ブロックプレーンとは木口カンナのことです。片手で使え、様々な用途に使える使用頻度の最も高いカンナと言えるでしょう。写真はローアングルタイプといって仕込み角が37°です。木口だけでなく通常の殆ど全ての目的に使えます。あられ組みや通しアリ継ぎの接合部を目違い払いする際にも適しています。多くの西洋カンナは右写真のように刃口を広げたり、狭めたりできる機能があり、仕上げでは狭め、荒削りでは広げて使います。まず、ブロックプレーンで西洋カンナの使いやすさと性能の高さを堪能してください。おすすめのカンナです。

ブロックプレーン

ブロックプレーンは片手で使えるコンパクトなカンナ。左端の写真では箱の角に赤く見えるチギリを削り、平らにしている。写真中央は箱の周囲の段差を修正中。右端は通しアリ継ぎの接合部に生じる段差を修正している。


スモールブロックプレーン

Lie-Nielsen Low Angle Bronze Small Block Plane(リーニールセン ローアングル ブロンズ スモール ブロック プレーン)全長:約130mm、刃幅32mm ¥17,940(消費税別

 

スモールブロックプレーン(Small Block Plane)

このブロンズ製ローアングルブロックプレーンは手にすっぽり納まり、ポケットに入れておけるサイズです。ローアングルなのでベッドアングルは12°でベベルアッププレーンです。しのぎ角(刃の研ぎ角)が25°なので、合計した仕込み角は37°となります。刃の調節はステンレス製のアジャスターを回して行いますが、刃口調節機能はありません。木口を削る木栓の目違い払いや面取りなど用途は様々です。




ベンチプレーン

No.4 Bench Plane (リーニールセン No.4 ベンチプレーン)全長:240mm 刃幅50mm ¥46,800(消費税別)

ベンチプレーン

No.4 Bronze Bench Plane (No.4 ブロンズ ベンチプレーン)全長:240mm 刃幅50mm 重量:2.04kg ¥54,600(消費税別) 
本体がブロンズ製のこのモデルは鋳鉄製No.4より240g重くできている。ブロンズ製なので錆にも強く、高級感あふれる最上級品。
 

No.4 ベンチプレーン(Bench Plane)

ベンチプレーン(プレーン=Plane=カンナの意)は、グリップを握り、両手でカンナがけするタイプの西洋カンナの主役です。ベンチプレーンの種類は100年以上前、スタンレーという会社により番号が付けられました。No.4はベンチプレーンの基本サイズです。刃幅は5センチほどで一般的な用途に使います。ブロックプレーンの次に揃えておきたいカンナです。No.4のメリットは、中間的なサイズにあります。両手で握るグリップがあるため、充分な力をかけることができ、広い面積を平らで滑らかにできます。また、大きすぎないので、繊細な仕事もこなせます。刃口を広げれば荒削り、狭めれば仕上げに使えます。No.5ジャックプレーンやNo.7ジョインターで材を平らにしたあと、このNo.4で滑らかにします。仕上げには重さも重要になってきます。レバーキャップ(刃の上にある金色部品)を鉄より重いブロンズ製にしているのはそのためです。良く研いだ刃でカンナをかけると、材はガラスのような表面になりサンディングの必要がありません。




ジャックプレーン

奥の長いカンナがジャックプレーン。写真はLow Angle Jack Plane (リーニールセン ローアングルジャックプレーン)
全長:355mm 刃幅50mm ¥38,220(消費税別)

小物入れの側板を平らにしている。アリ継ぎによる天板との接合部の段差をブロックプレーンで修正してからジャックプレーンで広い面を平らにした。

 

No.5 ジャックプレーン(Jack Plane)

説明図

「何でも屋のジャック」という言葉からついた名前のようで、荒仕上げ用カンナですが、適度なサイズなので、まさにどんな目的にも使える1台です。左の写真はローアングルジャックプレーンです。通常のカンナは仕込み角が45°で刃のしのぎ面は下を向いていますが、このジャックプレーンは仕込み角をより低く、ローアングルにするため、上図のように刃を反転し、しのぎ面が上を向いています(これをベベルアップといいます)。刃のしのぎ角は通常の25°ですが、刃をのせるベッド部の角度が12°なので合計した角度(仕込み角)は37°になります。通常の45°にくらべ、ぐっとローアングルになっています。刃口の調節は刃口調節プレートという底の一部を前後させて行います。写真は小物入れの製作で、前面をジャックプレーンで平らにしたあと、物差しで平面チェックしているところです。355mmの全長は、はぎ合わせたテーブル天板などを荒削りして平らにするのにも向いています。材をジャックプレーンである程度平らにしたあと、No.4ベンチプレーンで仕上げるとベストです。材がテーブル天板のように大きければ、ジャックプレーンのあと、No.7ジョインターで全面を平らにしてからNo.4ベンチプレーンで仕上げます。
ジャックプレーンには伝統的なスタンダードアングルタイプもあります。このタイプはベベルダウンで仕込み角は45°です。好みでお選びください。

ジャックプレーン


No.5 Jack Plane(リーニールセン No.5ジャックプレーン)(スタンダードアングル/ベベルダウン)全長:355mm 刃幅50mm ¥50,700(消費税別)

 

 


トレーの底板と周囲の板を同一面に仕上げる作業。面積が広いので長いジャックプレーンが有利。




No.7 Jointer Plane

No.7 Jointer Plane(リーニールセン No.7ジョインタープレーン)45°スタンダードアングル 全長:560mm 刃幅:60mm ¥66,300(消費税別)

Low Angle Jointer Plane

Low Angle Jointer Plane(リーニールセンローアングルジョインタープレーン)全長:560mm 刃幅:57mm ¥54,60(消費税別)

No.8 Jointer Plane

No.8 Jointer Plane(リーニールセン No.8ジョインタープレーン)45°スタンダードアングル 全長:610mm 刃幅:67mm 受注販売品

 

 

No.7 ジョインタープレーン(Jointer Plane)

ジョインタープレーン

板のはぎ合わせ面を一直線に仕上げたり、テーブル天板などの広い面積を平らにする長カンナです。全長560mmの底部は、板の起伏の高い部分だけにあたり、そこを削ることで低い部分に達し、平らになります。No.4ベンチプレーンは短いので起伏に沿ったカンナがけになるため、このジョインターで材の表面をまず平らにしたあとの仕上げに使いましょう。平らにする工程は、材の大きさなどにより、種類の異なるカンナのチームワークで作業するのがベストです。自動カンナに通せない、幅の広い材に対しては特に有効です。さらに長いNo.8ジョインターもあります。

ジャックプレーンカンナの長さが材を平らにする。写真は積層したワークベンチの天板を平らに削っているところ。分かりやすくするため全体を赤スプレーで着色してから削りはじめた。まだ平らになっていない中央のくぼみがよく分かる。

板を平らにする

板

写真は1枚の板を丸ノコテーブルとノコギリで挽き割り、2枚にした板の1枚をカンナで平らに仕上げたものです。ハードメープルというとても硬い材で、挽き割った面はかなり荒れていたものが光が反射するほど滑らかになっています。カンナのみで仕上げた状態です。

刃

写真は使用したカンナの刃。左端は荒削り用のスクラブプレーンというカンナの刃。一度に多くの量を削るため刃先がカーブしており、カンナ屑の幅は狭く厚いのが特徴。中央の2つは1台のジャックプレーンに荒削り用の櫛のような刃と通常の刃を付け替えて使用。右端はNo.4ベンチプレーンのもの。仕上げ工程で使用。
それぞれの刃から出たカンナ屑の違いに注目してください。

 

Scrub Plane

Lie-Nielsen Scrub Plane(リーニールセン スクラブ プレーン)
全長:260mm 刃幅:38mm (刃の厚みは4.8mmと厚いのが特徴/刃の円弧は半径3インチ=76.2mm)¥25,740/消費税別

 

 

スクラブプレーン(Scrub Plane)

スクラブプレーンは円弧状の刃でスピーディに荒削りする、削り量の多いカンナです。反った板の片面をすばやく平らにし、その面を基準にして自動カンナにかければ材は平らになります。このほかにも独特の波状の削り面を生かした作品作りなど
にも使われています。刃の出し量調節は金槌で行います。刃口は荒削り用にはじめから広く、刃口調節機能はありません。

スクラブプレーン

スクラブプレーンによる波状の削り跡。


ショルダープレーン

■ Small Shoulder Plane 041(スモールショルダープレーン 041)全長:146mm 刃幅16mm 613g ¥25,740(消費税別)
■ Medium Shoulder Plane 042(ミディアムショルダープレーン 042)全長:197mm 刃幅19mm 1,067g ¥30,420(消費税別)

 

ショルダープレーン(Shoulder Plane)

ショルダープレーンは日本の際ガンナ(きわがんな)や作里ガンナ(しゃくりがんな)に似ています。刃がカンナ本体の幅まであるため、材の入隅(いりすみ=縦と横の面が出会う内側の箇所)まで刃が届きます。用途は溝、段欠き、ホゾ先加工などに適しています。写真は箱の蓋の裏側を段欠き加工しているところです。作品製作中のある場面でどうしてもこのカンナが必要になることがあります。欠かせない1台です。ベッドアングルは18°、刃のしのぎ角は25°なので仕込み角は43°のベベルアッププレーンです。大中小の3サイズがあり、写真は小さいサイズのショルダープレーンです。刃幅はカンナ本体より0.1ミリほど広くなっています。材の入隅に確実に刃を当て、削るためです。

 

由来

英語ではホゾ先の名称を図のようにチーク(ほお)とショルダー(肩)と呼んでいる。ショルダープレーンの名前の由来。

   

左スモールショルダープレーン041、右ミディアムショルダープレーン042削り幅の広いミディアムショルダープレーンは、大は小を兼ねるという考えで使用する人も多い。製作する作品の大きさもどちらを選ぶかの判断基準となる。




ルータープレーン

Small Router Plane(リーニールセン スモールルータープレーン) 刃幅:1/4"(6.35mm) ¥12,480(消費税別)

 

蝶番

ルータープレーン(Router Plane)

私たちがよく知っている電動工具のルーターが、その昔まだ電動工具になっていなかったカンナ時代の姿と言えます。構造はベース面からL字状の刃が下に出ています。左写真はノミで荒削りした追い入れ溝の深さを揃えているところです。ベース面から刃までの距離が溝の深さになります。ショルダープレーンも溝の仕上げに使えますが、溝の深さを一定にするなら、ルータープレーンに分があります。カンナがけは通常の削り終わり付近から徐々に後ずさりしながら使うことが多いカンナです。溝加工だけでなく、蝶番取付け時の掘り込みにも一定の深さで加工できるためとても重宝します。

pdfダウンロード資料・・・カンナがけの実際(6頁/591KB)

 

ブロンズエッジプレーン

■Bronze Edge Plane(右手用)
全長145mm/525g ¥23,400(消費税別)
■Bronze Edge Plane(左手用)
全長145mm/525g ¥23,400(消費税別)

ブロンズエッジプレーン (Bronze Edge Plane)

材の厚み部分を直角に仕上げるカンナです。削り幅は最大22mmです。フェンスが一体成型されており、底面に対し直角になっています。フェンスに角度を付けた補助板を固定すれば、好みの角度で材を加工できます。ブロンズ製で鉄より比重が大きいため、コンパクトなのに扱いやすい重さに仕上がっています。錆に強いのも利点です。ベッドアングル12°、しのぎ角25°のローアングルベベルアッププレーン。刃は傾けて取付けてあり、木口削りにも有効です。刃の厚みは1/8インチ(3.175mm)です。右手用と左手用があります。また、板のはぎ合わせ面をカンナがけする場合、定規を板にクランプし、カンナのフェンス下縁を沿わせる使い方もできます。

 

ラベットブロックプレーン

■Rabbet Block Plane with Nicker(リーニールセン ラベットブロックプレーン/ニッカー付)
刃幅:44.5mm  ¥27,300(消費税別)

本体側面、刃の前に付けられた丸く見えるニッカー

 

ラベットブロックプレーン (Rabbet Block Plane)

ブロックプレーンと同様、小型で使いやすいカンナです。ホゾの厚み調節に最適です。仕込み角度は37°のベベルアッププレーンです。刃幅はボディの幅まであり、入隅に刃が届きます。カンナ側面の刃の前にD字型のニッカー(ケビキ状の刃)があり、2.5ミリ底面から飛び出ています。使用しない時は、ニッカーの直線部分を下に向けます。刃口調節機能はありません。

 

種類


ベンチプレーン(Bench Plane)
西洋カンナの主役がこのベンチプレーンです。両手でカンナがけします。100年以上前に番号が付けられました。No.1~No.8までありNo.4が最も一般的です。番号が大きくなると長くなり、幅も広くなります。ノブを回して刃を出し入れし、レバーを動かして刃の傾きを直します。金槌は不要です。スタンダードアングルのベベルダウンプレーンです。(プレーン=カンナの意)

ブロックプレーン(Block Plane)
片手でも使える、使用頻度の高いカンナです。ブロックプレーンとは木口カンナのことで一般的な使用に加え、刃が寝ているので木口に強いカンナです。写真はローアングルのベベルアッププレーンです。
ショルダープレーン(Shoulder Plane)
日本の際ガンナに似ています。大中小の3サイズがあります。ローアングルのベベルアッププレーンです。

ほとんどの西洋カンナには刃口調節機能がついています。荒削りで広げ、仕上げで狭めて使います。

 


西洋カンナ特別セミナー


アメリカから講師が来日

2009年12月6日千葉県君津市役所でギャレットハック氏 (Garrett Hack) による「西洋カンナ特別セミナー」が行われました。おそらく日本で初めての本格的な西洋カンナの紹介だったのではないでしょうか。同氏はアメリカの高級家具作家です。木工雑誌 Fine Wood Working (FWW)にはよく彼の記事が載っています。そんな彼の愛用カンナの多くがリーニールセン製で、ここでも使われました。このセミナーで様々なカンナやその使い方が披露され、来場者は西洋カンナの扱いやすさとデザインの美しさに大いに魅了されました。後日、二十数名がローアングルブロックプレーンやショルダープレーンを購入し、現在でもユーザーは増え続けています。

 

 

セミナー

プロによるカンナさばきは、まるでカンナが生きているかのようだ。薄いカンナ屑を出しながら、材の表面は鏡のようになっていく。この切れ味が初心者でも出せるのが西洋カンナの魅力。

Fine Wood Working

木工雑誌 Fine Wood Working(FWW)の表紙。特集で、ギャレット氏によるワークベンチの作り方が紹介されている号。

 

Fine Wood Working

FWWの記事。「カンナなしでは生きられない」というタイトルで各種カンナの用途などをギャレット氏が解説している。右写真はその記事のひとつ。ローアングルブロックプレーンとNo.7ジョインタープレーンの特徴や使い方がていねいに紹介されている。

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第2回西洋カンナ講習会が開かれました

2012年11月18日東京・新木場の木材/合板博物館で行われました。講師は前回と同じ、ギャレット・ハック(Garrett Hack)さんです。反った板を平らにする削り方や材をはぎ合わせる際のはぎ合わせ面の整え方など、とても参考になる内容で、あっという間の5時間でした。

ハックさんのホームページ:www.garretthack.com

 
Lie-Nielsen 60 - 1/2 Block Planeで材の木口を削っています。   材のはぎ合わせ面を削り、隙間なく平らに仕上げる実演です。写真上が加工前、下が加工後です。隙間がまったくありません。

 

 

セミナー

 
真っ直ぐな2本の棒を板の上に置き、反りや曲がりの具合を調べます。そのあと高い部分を削っていきます。使用カンナはLow Angle Jack PlaneとNo.7 Jointer Planeの2種類です。

 

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